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週報2022-09-25

September 25, 2022

秋だ!うれしいな。 故あって過去のTwitterのログをすべてダウンロードしてさかのぼって見てたりしたんだけど、ほぼ毎年暑さへの文句と涼しさへの喜びをツイートしていた。こんなにも単純か。

一ヶ月以上公開された場所に文章を置くということをしていなかった。 何をしていたかと言うと、クローズドな日記とかを書いてた。書くことはそんなに大きくは変わりないのだけど、なんか、マインド的にそういう感じでした。

ここ最近というか一ヶ月くらいの間にあったことは…

まず、8月末でICCでの展示が無事に終わりました。撤収は本当にあっという間であった。せつない。 さまざまな人々に感謝。約1ヶ月の会期中、目立ったエラーもなく動き続けてくれた作品にも感謝。

撤収後、そのまますこし東京に滞在し、色々展示を回った。リヒター、ライアンガンダー、李禹煥、岩井俊雄など。岩井俊雄展、曲がりなりにもメディアアートという言葉に因縁のある人間としてはとても響くところがあった。こんな言い方していいのかわからないが、闇のメディアアーティストと光のメディアアーティストがいるとして、明らかに光のメディアアーティストとして常にまっすぐと制作に取り組んでいる(ように見える)岩井氏のすがたに感銘をうけるとともに、自分は岩井俊雄ではないというか、スタンスとして「違う」な、みたいなことを思ったりもした。時代も出自もなにもかも違うわけなのでそれはそうなんだけど。

初めて知る作品も多く(学生のころの制作とかエネルギーがすごかった)、時間層やピアノも実際に見ることができたのも良かった。われわれは岩井俊雄以降の現在を生きている…という気持ちになった。 そして何より絵本作家としてのいわいとしおとメディアアーティストとしての岩井俊雄は一貫して同じことをやっている、というのが展示をみることではっきりとわかった。完全に人間です。ありがとう!

福岡に帰ってきてからは、わたし何もしてないですみたいな顔して生きてる。東京って刺激強いね。マインドが無職だ。ぼちぼち進めていることや考えていることなどはあるんだけど。 5月にやった個展の映像をまとめたりとか、基板を作って実験したりとか。文章書くぞと思って書かなかったりとか。Twitterのアーカイブを全部ダウンロードしたりとか。途中まで本を読んで読みきらないまま別の本を読み始めるとか。


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