元旦はとにかく気分が良くなく、ずっと寝たりしていたんじゃないかと思う。あまり記憶がない。既に何度も述べている通り、家が寒いのだ。朝、目が覚める。寒さで布団から出られないということはなく、スッと起き上がる。問題はとにかく末端の冷えだ。エアコンの暖かく乾燥した風が顔に当たる。頭が重く、ボーッとする。熱を測ると37.0と表示された。熱があるかないかのギリギリのラインだ。平時でも普通にこれくらいの時はある。おそらくエアコンによって上半身が温められるのに対して足先が冷たすぎるために自律神経的なものがおかしくなっちゃってるんじゃないでしょうか。暖かいお湯に浸かりたいがこの家には湯船がない。とにかく布団に潜り込み難を逃れようとする。年始にめちゃくちゃ振替の休みを取っているためまだ一週間以上休みがある。元旦くらいただひたすら寝転んでいても誰にも文句は言われまい。
その後なんやかんやあり起きたりコンビニに行ったりした。全くもって特別感のない元旦だ。
今朝目を覚ますといくらか頭がスッキリしていた。あ〜でもやっぱダメだ。という感じ。布団に潜り、適当な本を読む。玉村豊男「料理の四面体」を途中から読む。随分前に買って途中まで読み放置していた。ゆっくりと過ごせる時は現代思想の入門書や最新の哲学にまつわる本でなくこういう無目的に読める本をよむのが良い。気ままに読むことができる本を読み活字パワーを溜め込み、少し読みにくいものへスライドしていく。
今日はどこかへ行くぞ、と思い、真空ジェシカのラジオを聴きながらなんとか身支度をして家を出てバスに乗った。特に目的があるわけではないのだ。
中心地はさすがに人が多い。少し歩いて天神のジュンク堂へ行った。読みたいなと思ってた千葉雅也のアメリカ紀行を買う。 その足で薬院の方まで歩く。そういえばコーヒー豆を切らしていたんだった。特にこだわりなど無いのだが、無いと困る。途中見つけたコーヒー屋さんに入り、ブレンドを頼んだ。 さっき買った本を読む。店内はさほど広くはないが他に客はおらず落ち着ける。よく本を読もうと思ってカフェを探すのだが、ゴミゴミしていたりなんとなく入りにくかったりで、いい感じの場所を見つけられない。それは結局場所の問題でなく自分の問題で、入ってしまえば結構いい場所、ということもある。入ってみるまではわからないのだけど。
注文したものと同じブレンドの豆をいただいて帰る。
買いたいものをいい感じに買えたのがとてもうれしく、なんていい正月なんだと思いながら家に帰った。
オムライスを作って食べた。ちょうど材料が余っていたから。 ちょうど余っている材料にピタリと合致する料理を作ることができるというのはとても喜ばしいことである。今年もそういう生活上のgoodみを重ねていけると良いなと思う。
せっかくめっちゃ休みがあるのだから、どこかへ出かけるなどしたいな。九州に来たのに他の県にまったく行けていない。熊本の方とか行ってみたいな。北九州もまだ行ったことない。