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日報2024-02-07

February 07, 2024

あけましておめでとうございます!個展ありがとうございました。サイコーという感じで、ありがとうという感じでもあった。まだまだこれからやっていこう。

2月やないかい!!!

自分のせいなんだけど年明けからドタバタで、虚無をもつ時間がなかなかとれなかった。週末に久々やすんで、部屋を片付けたりしたよ。

人生には週1の虚無と月2の無駄が必要。

不思議と体調は崩していない。昔は絶対風邪引いていたけれど。

えーーと、色々あったな。1月は!少し振り返ろう。

年末に設営を途中までして、そのままの状態で年を越したのだった。もんやりとした状態で一瞬年末年始をゆっくりと過ごし、仕込みや設営をしてオープンまでこぎつけた。現場でいろいろ考えながらやってたからものすごく進みが遅かった。いかに仕込めるか、が重要になってくるな。なんだか自分のやりかたみたいなものがすこし掴めたんじゃなかろうかと思う。

あとは東京へ行った…4日で14くらい展示をみた。疲れたな…。

一番良かったのはワタリウムの梅田哲也さんであった。現美でみた豊嶋康子さんも良かった。人間がグワーっとしているものがやはり大好きで、そういう意味だと絶対にグループ展より個展のほうが面白い。10回のグループ展よりも1回の個展のほうが重要であると、大先輩に言われたのを思い出す。 アニュアルは正直なところあまりピンとこなかったな。良い悪いは別にしても、自分に突き刺さるかどうか、というのは年々わかるようになってきたな。

東京の友達にもたくさんあえたし、2024年祭先がいいな!?と思った。おみくじも大吉だったし。ここにきて様々な恵まれが発生している。

毎年いってるけど今年はちゃんと本読みたいな〜。なんか博士のモチベーション少しづつでてきた。体系的に本を読むためにはそのための下地が必要で、作品制作と絡めて、なにか物語がつながるような感覚が持てるようになってきたような気がするのだ。最近みんなでパリッカの「メディア考古学とは何か?」の読書会をやって読んでいるのだけどとても教科書的に良い本のような感じがする。あとはSTS、特にインフラ周りの議論を勉強したい。ブルーノ・ラトゥールも視野の隅にちらつくようになってきた。

もう2月なんだよな…もう3月と言ってもいいほどにもう2月だよ。これほんとに年食うごとに時間早くなっていくんですか!?

じゃあ昨日今日の話しようかな。

サイバーターンでやることどうしようかな〜と思って色々いじってたら、完全にやること決まった。とはいえもう少し発展させたい…という感じ。

あ〜〜なんだか最近パスタばかりつくっている。私は一度なにかやりだすと何週間か継続したのち忙しさや別のなにかにハマりパタとやめるということがあるが、それだ。なにか、型のようなものがあり、そのなかで適度に遊ぶことが許されている。という状態。これが好きなのだな。パスタであればオイルとにんにくと唐辛子をベースとして、そこに何を加えるかで幅ができるし、その枠組によってゆらぐ境界線を観察することもまた面白い。一方の鍋で麺を茹で、もう一方でソースを作る、という型を無心で行う。意志ではなく冷蔵庫になにがあるか、とかの環境によって組み立てられていく有限性がある。つまり味噌汁と同じ。最近、自炊というのは料理を作る意志から離れて料理をすることであり、環境が素材が道具が私をして調理させる、というものなのだと思う。自由意志の話ですか?これ?だからハナマサで牛すじを買い込んでワインで煮込むぜ!とか、でっかい豚バラを買って3時間煮るぜ!というものとは全く違う営みなんだよね。環境と時間軸の中で融けていくテクネー。適当なことをいっている!


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