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日報2024-05-15

May 15, 2024

みなさん!

みなさんというとき、あなたたち一人ひとりのことをいっていますよ。

5月も半ばですね。ややあって、他者に向けた文章というものを書こうと思い、久しぶりにVScodeを起動しました(この日報はVScodeで書かれている)。 ツキイチくらいで報告も兼ねて書いたりしようかな。


4月は何があったかな。やまなしの展示も終わり、いろいろなものの後処理をしたり、残った仕事を片付ける日々でした。 最近福岡から山口に引越しをした。その準備や物件探し、引越作業なんかもあり師走2という感じであった。

5月頭に物件の鍵を受け取り、その後バタバタと引越作業。なぜかハイエースを使った時前引越しと引越屋さんの引越し2回やるというバグがあった。ハイエース楽しかった。 5月12日に九大でfreqというサウンドのイベントがあり、そこでパフォーマンスをしにまた福岡へ戻る。

freqは一応自分の退任イベントみたいなかたちで、福岡、山口、京都と各所からゲストをよんでパフォーマンスをしていただいた。 福岡は自分と以前呼んでもらったイベントhertzを主催するvvekapipoさん。山口からはYCAMの若手太田遥月さん。そして京都が誇るサウンドマンおおしまたくろうさん。結果的にすごくいいメンツだった!

自分は最近取り組んでいる電源コンシャスネタをやった。引越したばかりで、とにかくでかスーツケースに使えそうなものをたくさん放り込みバスに揺られて福岡へ向かった。

やまなしでも使用した、ACアダプターとリレーを使った発振回路を使いスピーカを動かす。そこに金属などを乗せることで音を増幅する。スピーカを振動する装置として用い、音を発生させる。

もうひとつの主なものは、コンセントからの商用電源をそのまま音として鳴らすというもの。トランスを使い100Vを12Vまで落とすと、ちょうどスピーカをドライブさせるのにちょうどよい。工房から借りてきたスライダックを使い音量をコントロールする。 加えてそこにオシレータの60Hzをぶつけることでうなりを発生させる。これはなかなかおもしろかった。視覚的にも仰々しくて良い。全体的に結構今やりたいことがやれたんじゃないかと思う。


今日ふと思い立って、トランスをふたつつないだらラインレベルくらいまで下げれるのでは?と思ってやってみた。見事にインタフェースに突っ込んで安全に録音することができた!ついでにアッテネータいれて実験してみたけどいい感じ。これで240V圏にも対応できそう。各地の電源の録音を採取したい。 今度オーストラリアに行くからやってみよう。東京に行くことがあれば50Hzも録音しよう。

これを木の板に固定し、「grid-connected power oscillator」と命名。電源をそのまま降圧してアウトプットするだけの楽器。実際のoscillatorは発電所である。中国電力が作った60Hzのサイン派が送電網を通じて家庭に供給される。これを使えばその音を聴くことができる。九州電力と中国電力で音違ったりするのかな?それこそ「原発が作った音」というのを聴くことができるわけだよな。色々発展させていきたいですね。電力音楽・電力美術の時代へ!

ここらで寝ましょうね。


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