千葉雅也のトークとかをいろいろ見たりしている。
国立国際美術館でのトークで、作品ではなく、作品をつくるジェネレータをつくる、というのはそうだなあと思った。なんでもいいんだけどこれをこうしたら作品だという枠組み。
ちょっと違うけど人間って関数だなと思ってて、インプットがあってブラックボックスがありなにかしらアウトプットを返す。この関数をユニークなものに育てていくことが制作でもある。即興演奏なんかまさに。
かつて行っていたDailyImprovisationという試みは完全にジェネレータとして機能していたんだが、やめてしまった。ジェネレータとしての持続可能性が低かったというか、システムが不十分であった。それは機材とか場所とか、ディスク容量とか、そういう具体的な問題。
今年も展示を企画して、やりたい。中野の展示からもうすぐ1年だ。ということはもうすぐ福岡に来て1年になるのだ。結局締め切りを作るとなにかが起きて、なにかになるので、それをまずやります。切迫が必要。この1年はわりかしのんびりとしていたよ。でも確実に良い変化のある1年だった。少なくともあと3年くらいは福岡にいるつもりですが、その間にどれだけ動けるか。
学期が始まり、キャンパスに人が増え、日中はアチアチで日が落ちるとさむい。すこし手伝うことになった授業は英語と日本語がごたまぜになっている。大勢の知らない人と空間を共有する。そんな感じで非常に脳がつかれた。
ちまちまと実験をやったりしている。必要なものを、買う、というのはめちゃくちゃ大事だけど、意外と必要なものがないということに気づかない。いろんなことを並行してやっちゃうせいでArduinoが足りず、アウ〜としていたのだが、いくつか注文したのが届いた。サクッと試せて嬉しい。こういう、いかにスムーズに動くための種を蒔くか、というのは大事だ。
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木澤佐登志「ダークウェブ・アンダーグラウンド」読んだ。だいぶ昔に買って読んでなかったのだ。「暗号解読」を読み終わってRSAなどの暗号の話がつながり楽しい。これバカおもろいですよ。ダークウェブについての話もそうだが、後半の新反動主義、マノスフィアの話やTsukiProjectと岩倉玲音、鳩羽つぐの話なども面白かった。
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最近本当に朝起きれないし、眠いまま活動するのは本当に意味なしと考えているので全然寝ちゃう。バッチリ8時間寝たいよ。
声に出したい言葉があるのと同様に、ツイートにしたためたい言葉というのがあり、それはポリスシリーズである。あれは自分が本当にやりたいことのひとつかもしれない。あとひそかにInstagramのDM一覧のとこを開いたときにでてくるノート欄に適当な数字を表示させるということ。あれはわたしの心からの表現である。そういうことがやりたいんだけどな。本当に意味なんかないほうがいいんだから。
ZINEでもつくろうか。